
ずっと口の中が苦い状態がつづく時、胆のうに負担がかかっていると考えられます。
なぜなら、東洋医学で胆のうは”裁判官のような役割”があるからです。
胆のうは、外からの嫌な刺激を素早く察知し、状況を判断して決断し、心と身体に影響が及ばないようにします。
このように胆のうは”優れた決断をする役割”を持ちますが、仕事や対人関係などで決断がつかず、もんもんとしていると、胆のうに負担がかかり、熱を持ちます。
そうすると、胆のうの中から胆汁(苦みがあります)がもれて、口の中まで上がってくるので、口の中が苦くなります。
この症状を”胆疸(たんたん)”と言います。
当院では、鍼治療で胆のうの熱を取り除き、胆のうの働きを活性化して口の中の苦みを改善していきます。
また、必要があれば心理カウンセリングで、決断を下せない悩みを改善できるように援助していきます。
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